縁結びの神様は空気をちゃんと読んでいる
2013/06/10 2:10
縁結びの神社は人気があります。
好きな人と結ばれることが、如何に難しいのかがわかる事例ですね。
昔から「お医者様でも草津の湯でも」というくらい、恋煩いは不治の病。
こんなだから神様も忙しくて、「じゃあ、ここらで結んでおこうかねえ」なんてやるものだから、片思いとか三角関係とか不倫とか、おかしなことになったりもします。
だがしかし。
こういうおかしなことで繋がった縁というのは長くは続かないものです。
続かないはずなのに、「でもわたしはこの人が好きなんだもの!」と執着してしまうので、「あ、いいんだそれで」と神様は忙しいのでスルーしてしまうので、人間はというと泥沼化してしまいます。
「あの人を略奪できますように!!」と祈ってるから、神様は「そうかそうか」と縁を結んだままにしておきます。良縁ではないけど縁は縁。
ホントに結ばれる縁だったら、神様が結んでくれます。
その縁は「良縁」です。
執着を手放してみると良縁がやってくるのは、「あ、縁が切れてる。これはどっかと結ばないといけないな」と、神様がちゃんと仕事をするからです。
片思いでもその恋が楽しいなら、それはきっと良縁。
道ならぬ恋でも、共に生きていく決心がお互いにあるのなら、多分良縁になるかもしれない。
でも、切ないだけの恋で、自分だけが苦しい思いをしているのなら、神様に「正しい縁を結んでね」と、自分で切りに行くことも必要です。
切れたら神様も気づいて、ちゃんと良縁を結んでくれます。
恋愛だけではなく人間関係だって、執着を手放すと新しい縁がやってくるのです。
さて、良縁が結ばれたならちゃんと神様へ願ほどきをしましょう。
「ありがとうございます」と伝えることで、「よしよし大丈夫だな」と見守ってくれるのだそうですよ。
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